めずらしくきじおが段ボールに入っていたのだが、はちこちゃんとは雰囲気がちがう。
はちこちゃんは物理的な臨場感が薄いので、幻想的であったり異世界感が強い。
対してきじおは物理的な臨場感が強いので、お堂に入っているようかのように見える。
優位感覚が筋肉(触覚でも運動野限定か)で、視覚は単なるカメラである。
視線には何の感情も思考も乗らない。
そのせいで、石でできた狛犬みたいな印象を受けるのである。
さらに嗅覚の強さが、犬っぽさを醸すのかもしれない。

ねこさんvs.きじお
ねこさんの構えがおかしい。
今回ばかりは、きじおも本気で場所を取りに来た。
きじおは、いつも誰かの居心地の良い場所を横取りする。
自分で居心地の良い場所を見つけたり、確保するのは苦手らしい。
オスの習性で縄張りという認識しか無いのかもしれない。
